鶏肉感謝祭 Wiki

外見

青交じりの白髪。マゼンタ（紅紫）の瞳。その視線は人を切り捨てる様だ。
無表情である事がそこそこに多く、これといった表情を露にしない。冷たい海面の様な男。

性格

愛想が無く、人嫌いであるかのような節が見られる（曰く、人嫌いではない「らしい」が…）
拳を何の躊躇いもなく揮う様とは逆に、唯々冷徹。且つ、虚無的。その行動原理が殆ど存在しない。
とりわけ、その性質から一人で居る事を好み 誰かと組む事に積極的ではない。必要に迫られた時にのみ。

能力

【白凪拳】と云うカウンターに特化した拳法流派の使い手。
攻撃を「受け」「溜め」「反す」一連の要素を総合して成り立っている。
カウンターの威力は 受けた攻撃の数倍になり、敵の自滅を誘う事が主な立ち回り。

だが然し、アークスに成ってからは殆ど使われていない（使えない）
理由は後述、頭の中に知識･技術は存在するが 身体がいかんともし難い。

オラクルにて

――「この」ハカナは〝ブリアティルトが喰らわれた世界線〟より飛来した存在。
人の身では、備わった力が使えない身ではどうにもならず、滅び綻んだ未来より飛来した存在。

喰われた後か、先か、彼は黄金の門と自らの世界の上位存在（「深淵」と呼ぶ）の計らいにより、偶然オラクルに現界。
然し、その際に 喰われたと云う事実を振り払って飛ばされたが為に、やや不完全な状態で此方へ飛ばされる羽目となった。

不完全なソレの為に、彼はバグか 代償か。彼自身の性質が殆ど「反転」し、文字通りその力も 性格も 性質も、全てが全て逆様。
穏やかな情愛を湛えるそれは、冷ややかに情愛を否定するものに。全てを反す拳は、全てに叩き付ける拳に。満ちたそれは、全て虚無に。

反転したそれが、元に戻るか否かは全くの不明。少なくとも、オラクルにいる間は見込めないだろう。もう一度同じ事が起きるかで無くば。
けれど、この性質は「元々そうだったもの」が元に戻っただけに過ぎない。云うなれば、反転した事により「若い頃の性格になっただけ」と取れる。

• 全身図。いつもの格好と普段着。
  
• リサイクルショップのハローキティTシャツ着用。イラストはナツキ（@tai_yaki_123）さんより。

『アークスとは形ばかり。 おれは殺す事しか能の無い人間。所詮 殺し屋の様なモノだ…と、云う訳だが』

外見

典型的な偉丈夫、身長218cmに鍛え上げられたガタイは威圧感を否応無しに醸し出す。
黒髪に赤目（ワインレッド）と、帽子からコートまで全身に闇を纏う様な外見が拍車を掛ける。

性格

一口に、冷徹冷静で誰にも心を開こうとせず 誰に対しても突き放すないしドライな対応を取る性格。
反面、受けた恩義や義理は最後まで確実に果たす実直な一面を持つ。但し、決して素直ではない事を留意。
一匹狼であるが、きちんと頼めば同行するし、相応に働く。与えられた「任務」に対して忠実、仕事人である。

能力

マッドな科学者の手により創られた魔改造デザートイーグルの持ち主。
従来のデザートイーグルの威力を大幅に上回る設計と反動、専用の銃弾を搭載。
その設計と意図の全貌は製作者にしか解らず、持ち主である誡もよく理解していない。
しかして、その実態とは百万発装弾のコスモガン。あくまでデザートイーグルと呼称される。

他にも、誡は自らの〝殺意〟から産まれた「守護霊」なるものを宿し、パートナーにしていた。

…が、それら二つは、残念ながらオラクルに飛来した時点で双方共に現状失われてしまっている。
現在の誡は、純粋に自ら培った戦闘･狙撃能力と、フォトンの力で何とか渡っている。満更でもない。

オラクルにて

上記、自らの銃の製作者にして同僚である科学者の実験に付き合った事が発端となり、オラクルに飛来。
実験失敗により、空間ないし次元の壁を何もかも跳躍し、加速。存在の飽和の果てに オラクルの在る宇宙へ。

自分のやった事ではない上に、別宇宙ゆえ発端の科学者とも当然連絡が取れる筈もなく、彼は肩を落としてしまう。
有する力も物も失い、途方に暮れて彷徨った後 仕方なくアークスとして活動する道を選んだ。銃を再び、握る為に。

……そんな彼も今では立派なアークスです、本当にありがとうございました。日々床を舐める事に勤しんでいます。
「任務」と証したクエストを全力で楽しんでいるし、元の世界での知り合いとも何の因果か出会い、そこそこ幸せ。

一応「ダーカー（とそれに関連する者）専門の殺し屋」の様な立ち位置だとか。ダークファルスによく追い掛けられている。

外見

長い白髪を後ろで結んでおり、褐色肌。その瞳は渦巻く様な黒である。
本来ならば決まった形を持たない存在であり、現在の姿はとある青年のもの。

性格

「悪魔」らしく、悪意に満ち、ヒトを誑かし破滅ないし混沌へ誘い、嘲笑うもの。悪そのもの。
その悪意の裏には、偽り無き愛を湛え、本心より甘言と力を吐き、気紛れなる善意をもたらすもの。
それから 力在る物と喰い合う事を好んでおり、悪魔としての本能以上にその欲と歪んだ博愛が露見する。

能力

その正体は「影の観念･概念が意思を持った存在」にして、文字通り此の世全ての悪―― が、悪魔の容を持って顕現した者。
その為、何者にも完全に滅ぼす事の叶わぬ具現。曖昧ながら「影」を操る力を有している。然し、専ら好むのは肉弾戦。

――とはいえ、あくまでそれは「元の世界」での事であり、オラクルでの彼は あくまで「ただの悪魔」に過ぎない。
力の大半も次元の壁を超えるに当たって失われ、不定の存在を保つ為に殆どのリソースを裂かれてしまっている。

今の「身体」も元々は人間の青年の物であり、存在を定着させる為、所謂憑依状態と云うもの。
ダークファルスが人間を依代にするのと同じ様に、この悪魔も亦ヒトを依代に此の世に顕現する。

オラクルにて

暇を持て余した悪魔は、自らの世界では飽き足らず別世界にも目を付けた。それだけの事。
それだけの事で、この悪魔は人間の身体を乗っ取り、ついでの様に別次元の宇宙へと乗り込んだ。

自らの世界の外では、自らの世界におけるルールが利かず大幅な弱体化は免れなかった―――
が、そんな事は意に介せず、まだ見ぬもの（主にダーカー）と殴り合える事に、ただ絶頂を思う。

日々 通信をハックし、去り際にはクラックし、今日も何処かで悪魔の悪戯を施しながら。
あわ良くば、ダーカーないしダークファルスと直接接触、利用出来ぬかと虎視眈々、構えて。